活⽤事例

経緯・背景

設計監理を主とする建築事業から、新規事業として不動産関連の仲介事業に手を出すことは相乗効果が期待できる。しかし、社内の体制では十分なマンパワーやノウハウの蓄積もなく、場合によっては大きな資金を必要とすることからリスクを常に感じながら着手していた。そんなときに、愛知県プロフェッショナル人材戦略拠点のマネージャー等の訪問があり、新規事業の立上げや資金計画等を含めて相談した。

課題

本業である設計・監理業務以外の不動産関連情報の収集や物件の仲介等は、社長が自ら担当するしかなく、社長本来のマネジメント業務が後回しになったり、せっかくの優良案件に手が回らなかったりすることが多くあった。

拠点による取り組み事項

当社が進めていた新規事業の経営リスクや新規の投資に対する資源の調達といった話になったところ、自己資本比率等の経営指標や借入に対する中期的な返済計画、あるいは外部資源の有効活用に関する意見交換となった。その後、関連する取引先の不動産業者の力も借りて自社周辺地域の不動産物件を取得することに至った。その結果、さらに社内の不動産仲介業務の位置づけが重要となり、今回のプロフェッショナル人材の採用になった。

採用企業の声

今回の採用後は、主力事業である設計監理に関係する不動産案件を数多く収集することにもつながり、今後の事業拡大に大いに期待しています。「あんしん快適満喫空間の創造」という企業理念のもと、不動産仲介業の実績と経験値を持つプロフェッショナル人材の入社で、これまでの自社の強みをさらに活かせる事業に発展しており、今後の自社の展開を社員とともに非常に楽しみにしています。

プロ人材の声

当社の付加価値の高い空間設計力や明確な経営理念に非常に魅力を感じました。面談を重ね、当社の社員の皆さんの働き方を見ていると、趣味と実益を兼ねながら楽しく働いている組織風土が感じられました。当社であれば、過去の経験と実績を最大限生かせる職場環境で、社長の右腕となってやりがいをもって貢献できると実感し、入社を決意しました。