副業・兼業プロ人材活用
当社は高機能マスクの会社というイメージが先行し、主力の工業用フィルターの製造・販売において、本来の工業用フィルターの売り上げが伸びていない。そこで、持続的・安定的に量も見込める本来のBtoBモデルの工業用メッシュフィルターの会社とマスクの商品等オーダーメードで面白い商品を生み出す会社という認知度を上げる必要があると考えました。このコーポレート・ブランディング推進には、社内に精通した人材は不在でしたので、社外の経験・知見を持った人材により進める必要がありました。
企業のブランディングや魅力発信といった当社の経営課題を解決するために、広告やブランディングの経験・知見という人材要件の他に、全社をあげて取り組む必要性から社員の8割が女性により、女性目線でブランディングや広報戦略の策定が進められることを期待しました。A氏は広告代理店やWebマーケティングなどを経験し、地方創生の地域ブランディングにも携わり、また、地域へ貢献したいという強い思いがありましたので、この方であればと採用しました。
東京在住のA氏とはリモートで議論を交わし現状を分析しました。そして、企業広報目的にプレスリリースを月1回程度で配信するように始めました。A氏には効果的なプレスリリースの書き方や、どこに、いつ発信するかのポイントを社員に教えていただいています。これにより、当社の製品はもちろん、職場の魅力も発信できるようになりました。リブランディングに向けたプレスノウハウや自社の強味や魅力の再認識の結果、社員の意識が変わり、モチベーションアップや自己成長につながっていると感じます。社員も自分たちの会社に誇りを持ってくれており、自らSNSで発信するなど積極的になったように感じます。
A氏と契約して3ヶ月の時点では、当社の売り上げにはまだ変化はありません。しかし、社員のコーポレート・ブランディング向上に対する意識は高まり、当社の良いところなどをSNSで発信するなど、とても前向きになってきました。
広告代理店やWebマーケティングに携わってきて、もっと地方に貢献したいと模索している中、副業・兼業プロ人材紹介サービスを知り、応募しました。リモートでの面談を通じて、ブランディングは、今までの経験・知見を活かせる可能性を感じました。今回のコーポレート・ブランディングは比較的容易で短期間で行える個別商品のブランディングと違い、長い期間を要し困難ではありますが、その反面やりがいを感じています。
持続可能な成長を続けていくために、コーポレート・ブランディングや魅力発信に課題を抱えておりました。そこで、プロフェッショナル人材拠点に相談したところ、ブランディングのできる副業プロ人材の活用を紹介していただきました。当初は、リモートでうまくいくか心配でしたが、ほとんど問題ありません。正規雇用では困難な首都圏のその道の専門家を活用でき、プロフェッショナル人材戦略拠点には大変感謝しております。
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